お尻・背中・太ももが蒸れるイス

 オフィスチェアに座っていると、「お尻や太もも、背中が蒸れて気持ち悪い」という方もよくいらっしゃいます。

 人間の体には、汗を分泌する「汗腺」という線があります。そして「背中」は、その汗腺の数が特に多く、非常に汗をかきやすい部分です。背中の場合は、前傾姿勢になったり、背もたれから離してあげることで、意図的に蒸れから開放させてあげることができるのですが、「お尻」「太もも」はイスに座っている間はずっと密着していることになります。その為、通気性が悪く、汗の蒸発をより妨いでしまうので、蒸れの原因となりやすくなってしまうのです。

 ですから、蒸れを引き起こさない為には、「密着する部分の通気性が良い椅子」を選ぶことが重要となります。その環境を整える為には、以下の機能を搭載したオフィスチェアが最適です。

  • ・ メッシュタイプの座面
  • ・ メッシュタイプの背もたれ

 座面や背もたれがメッシュタイプのオフィスチェアは、ファブリックやレザー系のものに比べて、非常に通気性が良く、蒸れにくいという特徴があります。また、10万円を超えるような高級オフィスチェアは、様々な体型の人にもぴったりフィットできるデザイン・調整ができるようになっており、その体全体にフィットする造りが、本来、お尻や背中など一箇所に籠もるはずの熱をうまく体全体に分散してくれます。

 反面、「通気性の良さ」は「保温性が悪い」というデメリットにもなります。冬場など、冷え性の方には少し辛いかもしれません。

 ところが、「蒸れやすい」という体質の人だからこそ、冬場は注意しないといけない事があります。それは「汗の臭い」です。冬場の人間の体は、体温を維持する為に基礎代謝が高くなっているので、少しの運動でも汗をかいてしまいます。当然、寒さを防ぐために厚着をしていることが多いですから、それが通気性を悪くし、かいた汗がなかなか体外に放出されることなく、臭いは衣服の中に篭もります。そして、ふと動いた瞬間にわきの下などに停滞して濃縮された異臭が一気に衣服の隙間がら放出されて悪臭を放つことになるのです。

 また、汗で濡れた状態の皮膚は、空気中の汚れや雑菌を集めやすい状態ですから、ニキビや湿疹の原因ともなります。

■蒸れに悩んでいる人にオススメの定番オフィスチェア
アーロンチェア バロン
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コンテッサ エルゴヒューマンPRO
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